【2025年6月8日 日曜日】
加賀百万石まつりと、女風セラピストとしての自分
今日はお休みをもらって、石川県金沢市で開催された「加賀百万石まつり」に行ってきました。
晴天で湿度も低く、まさにお祭り日和。心も身体も、どこかふわっと軽くなるような一日でした。
百万石行列では、まるで江戸時代にタイムスリップしたような感覚。観光客も多かったけれど、どこか地元の温かさも感じられて、心が癒されました。
こうして一人の時間を味わえるのも、セラピストという仕事を通して、自分と向き合う時間が増えたからだと感じています。
帰り道、川のほとりを歩きながら、ふと「私はなぜ、女風セラピストになったのだろう」と考えました。
触れ合いの中で、女性たちの心の声に耳を傾け、ただ寄り添う。そんな仕事に、最初は戸惑いもあったけど——今では、この役割に誇りすら感じています。
「寂しさって、誰かと過ごしているときにもふと顔を出す」
それを知っているからこそ、私は一瞬でも相手の心の空白を、あたたかさで満たせる存在でありたい。
施術も会話も、全部“触れる”という行為の延長だと感じています。
明日からまた、施術の予約が続いています。
でも今日、金沢で感じたあの風、あの光、あの鼓の音。すべてが私の背中をそっと押してくれた気がします。
この日記を読んでくださった方へ。
もし、心が疲れてしまったら——
誰かに話したくなったら——
そっと思い出してください。「みずき」という名前を。
次に会うときには、今日よりももっと優しい手で、あなたを包めますように。

