こんばんは✨春咲です🌸
みなさんは「星の王子さま」という本をご存知でしょうか?
サン・テグジュペリというフランスの小説家が書いた物語で、「いちばんたいせつなことは、目に見えない」という名言でお馴染みの本です。
春咲はこの本が大好きです😊
その物語の中に、星の王子さまとキツネが出会うシーンがあります。
先ほどの名言は、キツネが別れ際に王子さまに伝えた言葉です。
星の王子さまは、もともととっても小さな星に住んでいました。
そこに一輪のバラの花が咲いて、王子さまはとても大切にお世話をしていたんですが、そのバラはわがままで、プライドが高くて、要望も細かく、王子さまをとっても困らせるバラでした。
王子さまは、そんなバラに別れを告げて、地球にやってきます。
しかし、地球に咲いているたくさんの綺麗なバラを見て、王子さまは気づくのです。
ここにどんなにたくさんの綺麗なバラがあろうとも、中身はからっぽだ。僕が愛したバラは、あの故郷に咲いている一輪のバラだけだったんだ。
キツネも言います。
きみにとってそのバラがかけがえのないものになったのは、きみがそのバラに費やした時間のおかげだよ。いちばんたいせつなことは、目に見えないんだ。
さらにキツネとのエピソードでもう一つ名言があります。
親密になるにはどうしたらいいの?という王子さまの問いに対する答えです。
キツネはこう答えました。
毎日決まった時間にやってくるといいんだ。例えばきみが夕方の4時にやってくるなら、僕は3時からうれしくなってくる。そしてとうとう4時になると、もうそわそわしたり、どきどきしたり。こうして幸福の味を知るんだよ。でもきみがくるのが行き当たりばったりだと、何時に心の準備を始めればいいのかちっともわからない。ならわしって、大事なんだ。
愛情を育てるには、「ならわし(決まり事)」が要るとキツネは言っています。
春咲にとってお客様とお約束をして、待ち合わせの時間になるまでの時間は、すごく楽しくワクワクする時間です。
それは、このお客様は必ず決まった時間に来てくれるという期待と信頼があるからだと思います。
そして、お客様も、春咲が待ってくれているという期待と信頼があると思います。
このようにして、「ならわし」が守られていくうちに、信頼関係が出来上がり、愛情が育まれていくんですね♡
異性間における「ならわし」と言うと
・他の異性と食事に行かない。
・ふたりの記念日は必ずお祝いする。
・連絡は1日1通必ず返す。
など、どちらかというと、束縛気味の「ならわし」が多くあるように思います。
しかし、異性間における「ならわし」のあるべき姿は、相手から自由を奪うものではなく、信頼関係を築くためのものなのかもしれませんね☺️