久しぶりに地元に帰ると、街並みが変わっている。
昔ピザ屋さんだったところがラーメン屋になっていたり、知らない家が建っていたり、逆に空き地が増えていたりする。
空き地になってしまうと大変だ。
「ここ、昔何があったんだっけ」
となる。
意外と思い出せない。
時の流れは残酷だなぁ、などと思う。
でも、こうやって昔の街を思い出して懐かしんだり、「ここも10年後にはどうなってるんだろう」と考えたりできるのって楽しい。
僕は今ここにいるのに、頭の中では昔の街を見ている。
その気になれば、まだ存在しない未来の街まで想像できる。
なんだか時間を好き勝手に行ったり来たりするのは心地が良い。
こういうことができるのも、知的生命体に生まれたからこそなのかなと思う。
なんかラッキーって感じ✌️
動物も昔のことを思い出したりするんだろうか。
ペットは飼い主を覚えていたりするんだから、もちろん動物にも記憶力はあるはず。
でも、
「散歩道にあるこの公園、昔はもっと木があったんだけどなぁ」
とか、
「初めてちゅーるを食べた時の感動は忘れられん」
とか思うんだろうか。
もしそうなら面白いけど、実際のところは難しそう。
「今を生きろ」という言葉をよく聞く。
たしかに今を生きることは大切だと思う。
でも、今に集中することだけが人生の楽しみ方でもない気がする。
過去に戻ってみたり、未来に行ってみたり。
時間軸に囚われず、あることないこと考えを伸ばすのも楽しい。
だって実際に生きられるのは今だけなのに、味わうのは過去、今、未来、どれに対してもできてしまう。
なら全部楽しんじゃお、って思う。
ちゃんと考えてみると、「生きる」と同時に「味わう」というのも不思議な話だ。
生きている自分と、それを眺めている自分が同時にいる。
自分自身が料理になってお皿に乗せられ、それをまた自分で食べているような感覚。
人生の中にいるのに、人生そのものを味わうこともできる。
面白い。
知的生命体万歳。
















