自分が好きなヘレン・ケラーの言葉がもうひとつあるんだ。
「世界で一番美しいものは、見ることも触れることもできない。でも、心で感じることができる。」
目が見えない彼女だからこそ、生まれた言葉なのかもしれないね。この言葉には深い真実が宿っていると思う。
女性の中にも、「私は顔が可愛くないから……」「身長が高くて男っぽいのが嫌……」って悩んでいる人は多いと思う。自分も昔は、顔にコンプレックスがあったし、22歳まで初体験もなくて全然モテなかった。鏡を見るたびに落ち込んでいたあの頃が、今でも思い出せるよ。
でも、それって持って生まれたもので変えられないものだから、あるとき「それ以外を頑張ろう」って思ったんだ。筋トレをしたり、美容室に定期的に通ったり、自分磨きを続けたら、少しずつ自信もついて、それなりにモテるようになったよ。自分の体を大切にすることで、心も強くなっていくのを感じた。
でも、一番効果があったなって思えるのが、笑顔でいるのを心がけたことかも。周りにいる人も素敵な人が増えたし、暗い話もあんまりしないで、ずっと楽しく会話できてると思う。自分が明るく振る舞うことで、周りの景色も明るく変わっていくみたい。
女性も、メイクを頑張ったり、整形を考えたりする人もいると思う。それを否定するつもりはないし、自分で考えて決めたことなら、やってみるのがいいと思う。でも、「笑顔は最高の化粧」って言葉もあるし、笑顔が素敵な人は、心も素敵だなって思うことが多いんだよね。表情一つで、その人の内側の美しさが伝わってくる気がする。
ちょっと変な話だけど、自分が「結婚したいな」って思うのは、50〜60代くらいの女性が多いんだ(笑)。素敵な笑顔で挨拶してくれる人って、本当に魅力的に見えるし、「こういう人と家庭を持ったら、毎日幸せなんだろうな」って思うことがある。まぁ、そういう人はたいてい結婚してるんだけどね(笑)。年齢を重ねて培われた優しさや包容力が、何物にも代えがたい魅力になるんだと思う。
だから、まずは笑顔で、内面が素敵な人を目指してみるのもいいかも。きっと、見える景色が変わってくると思うよ。ヘレン・ケラーが言うように、本当の美しさは目には見えないけど、確かに心で感じることができるもの。そんな美しさを育てていきたいね。