つらくて泣くのはわかりやすい。でも、安心して泣くというのもある。ずっと気を張っていた人が、やっと力を抜ける場所にたどり着いたとき、こらえていたものが涙になってあふれる。それは悲しみじゃなくて、むしろ解放に近い。
気を張り続けているあいだは、泣くこともできない。泣いている余裕すらなくて、ただ前に進むしかない。だから、安心したときに初めて、たまっていた感情が出口を見つける。安心の涙は、ようやくここで休んでいいんだ、と体が許可を出した証拠だ。
そういう涙を見ると、ああこの人はずっと頑張ってきたんだな、と思う。だから、泣かないでください、なんて言わない。泣いていい場所で、泣いていいタイミングで、ちゃんと泣けたこと。それは弱さじゃなくて、ようやく自分をゆるめられたという、回復のはじまりだ 🫧


















































































































































