こんにちは、千です。
DOMOTO の『愛のかたまり』、先日も THE FIRST TAKEでピックアップされていました。旧 Kinki Kids の純愛ソングとして、とても有名だと思います。
作詞作曲は、25年前の DOMOTO のお二人が担当されたもので、歌詞は一貫して女性目線。
抱きしめられた時の胸の高鳴りや、何気ない毎日にふと感じる幸せ。儚くて繊細で、特にサビの情熱的なフレーズは本当に美しいと思います。
だけど……最後の最後で、唐突にテイストが変わるんです。
「明日の朝もxxxしようね」
初めて聴いた時、僕は困惑しました。
「え、今までの純情どこ行った!?」とパニックになりました。笑
例えるなら、付き合いたてカップルののろけ話を聞いていたのに、急に夜の頻度の話題に突入したような感覚。
あるいは、純文学を読んでいたはずなのに、ページをめくったら官能小説だったような感覚です。
曲の95%は繊細でロマンティックなのに、最後の5%だけ急に“リアル感”が全開。
個人的には、純愛ムードのまま締めくくってほしかった気持ちもあります。
でもまあ、恋ってそんなにきれいなものばかりじゃないですよね。
ちょっとした生活感や下世話なリアルもある。
そして、その両方を男性2人で歌に作り上げたところが、この曲のすごさであり魅力なのかなと思います。
きれいな純情と、ちょっと大人なリアルを一緒に抱きしめてくれる歌。
そんな素敵な一曲だと思います。
お時間あればぜひ聞いてみて下さい。

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萬天堂 千
















































