骨盤底筋群の役割
- 支持機能：骨盤内にある重要な臓器（子宮、直腸、膀胱など）を下から支える
- 尿道および肛門の制御：尿道、肛門をゆるめたり締めたりして排泄をコントロールする
- 性的機能：性的な興奮と性的快感のコントロール
- 腹圧の調整：排便時など腹部に力を入れた際に直腸に腹圧を伝えたり、排泄時に圧力が掛かった内臓を保護する
- 体幹の安定：腹横筋や多裂筋とつながり一緒に動くことで、体幹の機能にも重要な役割を果たす
このように、筋肉、筋膜、faciaから構成される骨盤底筋群は、骨盤の底で内臓を支え、排泄と性機能いうヒトにとってとても重要な機能をコントロールしています。そして、連動する他の筋肉とともに体幹機能にも深く関与しています。
※定義や分類方法は多説あります。
https://pelvicfloor.jp/about
骨盤底筋群と性的機能の関係
骨盤底筋群は、性的機能に重要な役割を果たします。
性的機能の向上
骨盤底筋を鍛えることで、以下のような効果が期待できます。
- 感度の向上: 性交中に膣を締める働きが向上し、感度が上がりオーガズムを得やすくなります。
- 性的満足度の改善: 骨盤底筋が健康な状態だと、膣の締まりや性的な感覚が向上し、性行為における満足度が高まることが研究で示されています
オーガズムとの関連
骨盤底筋群はオーガズムを感じる際にも重要な役割を持っています。この筋肉が適切に収縮することで、性的な興奮や快感が高まりやすくなります。
実際に、骨盤底筋が強い女性ほどオーガズムを達成しやすいというデータも示されています。
女性における骨盤底筋の重要性
女性の骨盤底筋は、尿道・膣・肛門の周囲にあり、これらの臓器をハンモンのように支えています。
加齢や出産、ライフスタイルの影響で骨盤底筋が弱くなると、性的快感の減少や性交痛が生じる可能性もあります。
施術の際には個々に合わせてトレーニング含めてケアを十分にさせていただきます。
