日常の対人関係でこんな経験はありませんか?
🌀「何であの人は私の気持ちを察してくれないの?」と思ってしまう
🌀人への気遣いで自分が疲れ果てる
🌀相手の感情を、そのままその人が感じているに違いないと思い込んでしまう
🌀嫌われたらどうしよう、、、
🌀私もあんな風に思われているのかな、、、
🌀相手を深読みしすぎてしまう
このような思いをされている方も多いのではないでしょうか。
できたらもう少し気を使わずに生活したいですよね!
ではなぜこのようなことが起きてしまうのでしょうか。
それはストレングスファインダーの資質の1つである「共感性」という資質が影響している可能性が非常に高いです!
実際に私のクライアント様でも「共感性」をお持ちの方が同じようなことで苦労されていました。
本来であれば人の気持ちを尊重できて周りから相談されやすく、相手に寄り添うことができる「共感性」という素晴らしい資質が弱みになってしまうのはもったいないですよね。
この記事を読まれている方はこんなことを思っている方もいるかも知れません。
✅共感性という資質を上手に使いたい!
✅もう周りのネガティブな気持ちに引っ張られるのは嫌だ!
なのでこの記事ではこれまで400件以上のストレングスファインダーのセッションをしてきた認定コーチの私が「共感性」の特徴や他の資質との比較、強みとして使う方法を解説させていただきます。
🌀もう深読みしすぎて疲れるのはいやだ!!
🌀なんで察してくれないの?なんて思いたくない!
🌀周りの感情に流されたくない!!
このような方はぜひ最後まで読んで「共感性」をうまく使える様になってください。
共感性の特徴
共感性には次のような特徴があります。
✅他人の感情を感じ取る
✅他人の感情に同調することができる
✅自分の感情を豊かに表現することができる
✅相手の感じていることがわかる
✅相手の思っていることが言葉にしなくてもわかる
✅他人の感情に合わせてアプローチ方法を変えることができる
共感性を上位に持っている方は「すごくわかる!!」という方も多いと思います。
もし共感性が上位にないからといって相手の気持ちが理解できない、とかそういうことはありません。
共感性の資質は英語ではEmpathy(エンパシー)と表記され、共感や感情移入という意味になります。
そのため、sympathy(シンパシー)の思いやりや同調・共鳴とは違うので共感性が下位だからと言って他人に思いやりを持てないとかではありません!
共感性がない場合は、他の資質をうまく使って相手の気持ちを理解しています。
他の資質との比較
ストレングスファインダーは一見似たような資質でもお互いの資質を比べることで違いが明確になってきます。
「共感性」と「個別化」
これら2つの資質はどちらも人の内側が分かる資質です。
ただ、内側といっても「共感性」は感情を、「個別化」は人の性格に着目しています。
✅相手が何を感じ、何を考えてるか分かるのが「共感性」
✅相手がどのような性格の人なのかが分かるのが「個別化」
といったイメージです。
どちらも人の『内面』に着目していますが、一歩踏み込むと違っている事がわかります。
そして共感性をお持ちの方はきっと相手の感情、考えてることが手に取るように分かるのではないでしょうか。
「共感性」と「分析思考」
相手の気持ちが分かる「共感性」と数字的な側面を見ていく「分析思考」の違いを理解することは今後ビジネスをしていくうえでものすごく大切になります。
なぜなら『判断』『決断』に影響してくるからです。
ビジネスは『判断』『決断』の連続ですよね!!
アメリカを変えたと言われているナヴァル・ラビカントさんも『判断で飯が食えるようになるまで判断力を磨け』といっています。
「共感性」と「分析思考」の違いですが
✅「共感性」は直感や感情で判断する
のに対して、
✅「分析思考」はデータ、数字で判断する
傾向があります。
正直ここまではイメージ通りかもしれませんが、ここで注意しないといけないのがチームで動くことになったときです。
皆さんは同じチームで働く人の資質を理解していますでしょうか。
もしチームメンバーの資質を知らないと意見が対立してこんな状況が生まれるかもしれません。
『あいつはいつも直感、感覚で判断するから困る』
『あいつはいつも数字に細かすぎてめんどくさい』
そうなってしまったら大変ですよね。
ただ、一方でチーム内で資質を理解しあえていたらどうでしょうか。
『あの人は消費者の感情を読み取るのがうまい』
『あの人はいつも数字で丁寧に説明してくれる!』
こんな感じでお互いがリスペクトできる環境が生まれるかもしれません。
強み、弱みと活かし方
ここまでで共感性の特徴について理解していただいたと思います。
ですが、このままだと冒頭でお伝えさせていただいたように、まだ共感性を弱みとして使ってしまう可能性があります。
ここからはどうしたら弱みにならないかをお伝えさせていただきます。
まずそもそもですが、大前提、資質には良い面と悪い面の二面性があります。
資質を上手くバランスよく使えば「強み」となりますが、使いすぎてしまうと「弱み」となります。
強み
共感性を強みとして使うことができると次のような状態となります。
✅合理性だけではなく、人の感情を考慮して判断することができる
✅直感が鋭く、他人がどう感じているかがわかる
✅人の気持ちを尊重するため、周りの人から相談されやすく人に寄り添うことができる
このように強みとして機能すれば「共感性」は相手に同調や共感することで信頼関係を構築することができる素晴らしい資質です。
チームや組織の中だと、メンバーの感情を考慮して物事を進めたり相談役になることが多いのではないでしょうか?
弱み
ただ、一方で逆に弱み化してしまうと次のような状態になってしまいます。
🌀人の気持ちを察することが当たり前なため、周りの人にも「何で察してくれないの」と不満を抱く
🌀ネガティブな人の影響を受けて落ち込む
🌀人への気遣いで自分が疲れ果てる
🌀自分の感じているその人の感情を、そのままその人が感じているに違いないと思い込んでしまう
🌀相手に介入や感情移入しすぎてしまう
「共感性」が上位の方は嫌われたらどうしよう、私もあんな風に思われているのかな、と気疲れしてしまう方も多いはずです。
なのでここからは改善策について解説していきます。
活かし方
共感性の活かし方は次のようです。
✅相手の気持ちがわかっていることを言葉で伝える
✅第三者に相手の気持ちを伝えて両者の関係を良好にする
✅ネガティブな感情を溜め込まず吐き出す困っている人を助けてあげる
✅言いづらいことを伝える時は他の人を頼ってみる
共感性を上手く強みとして使うためにはこれら5つのことを意識してみてください。
こちらの改善策をクライアントさまにお伝えさせていただいたところ実際にクライアントさまから「おかげでコミュニケーションがしやすくなった!!」と言っていただけたので効果は抜群です!!
共感性は相手の感情を汲み取って良好な関係を築いていく資質です。
そのためまずは、自分が相手にあなたの気持ちを理解しているということを伝えなければいけません。
人の気持ちが分かるというのはあなたにとっては当たり前のことでも相手にとっては特殊能力です。
なのでしっかり自分の言葉で伝えましょう!
そして、ネガティブな感情に流されてしまった時は、我慢せず誰かに聞いてもらうようにしてみてください!
あまりにもひどい時は頼れる相手にお願いして代わりに「どうしても引っ張られてしまう」ということを伝えてもらうようにしても大丈夫です。
ただ、相手のことを思いやる共感性持ちさんだと相手に気を遣って「代わりに言ってもらうなんてできない!」となる方もいます。
そんなときは少し発想を変えて次のように考えると気持ちが楽になります。
✅自分以外にも困っている人がいるかもしれない相手のことを想って伝える
✅相手と良好な関係を築くために相手が求めている言葉をかけてあげてから自分が感じていることを伝える。
そうやって、相手の気持ちと自分の気持ちの両方を大切にしていく感じです。
まとめ
共感性は人の気持ちを尊重でき、相手に寄り添うことができる資質です。
この資質を上手く使えるようになると人間関係のトラブルもなくなっていきます。
共感性が上位のクライアント様も、もともと相手のことを深読みしすぎてなかなか言いたいことが言えず苦しい思いをしていました。
しかし、「今こう考えていたり、思っていたりする?」といった感じでコミュニケーションを取ることで言いたいことを言えるようになりました!
そうすることで深読みだったことに気付かされたり相手もクライアント様の気持ちに寄り添ってくれるようになったと喜んでました!
さらに資質の理解を深めたことで「今自分はネガティブな感情に引っ張られている!と意識することができるようになりしんどくなる前にストレス発散ができるようになりました!!」というお声もいただいております!!
このように自分で自分の状態を認識できるだけで対処方法が分かるのでまずは知るというのがすごく大切です!
自分のことを知れるとすごく生きやすくなります。
もちろん、チームの中でも過ごしやすくなりますよ。
そして、共感性を上手くバランスよく使ってみんなに寄り添い、信頼関係を築きチームの相談役になっちゃいましょう。
うまく使えばチームに欠かせないメンバーになれます。
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