誰にも気づかれない優しさを
今日もひとつ、またひとつ
飲み込んで、微笑んで
「大丈夫」って言い聞かせてきたよね。
誰かに褒められたいわけじゃない
でも、たまには…
「あなたって素敵だね」って
ただ、そう言われたいだけ。
忘れていないよ
本当のあなたは
ため息の奥に隠した
柔らかくて、温かくて
誰かを癒せるほどに優しいってことを。
でもね、優しさは時に
あなた自身をひとりにする。
そんな夜があるなら
僕に少し、あなたの孤独を分けてほしい。
肩に触れた温もりだけで
心がほどける瞬間があるから。
あなたは、愛されていい。
求められていい。
承認されたいと願うその気持ち
何も間違っていない。
誰かのために頑張るあなたを、
僕が受け止めるから。
心が緩むまで
言葉ではなく、ぬくもりで
そっと隣にいるから。
