今回は、クリスマスシーズンに聴きたくなる一曲を紹介します。
Wonderful Christmastime / Paul McCartney(1979年)
👉 https://www.youtube.com/watch?v=94Ye-3C1FC8
Paul McCartney(ポール・マッカートニー)は、ビートルズのメンバーとして世界の音楽史を塗り替え、その後もソロとして革新的な作品を発表し続ける“ポップ史最大のメロディメーカー”です。
歌手・作曲家・マルチプレイヤーとして60年以上第一線に立ち続け、世代や国を越えて愛される楽曲を数多く生み出してきました。
“Wonderful Christmastime” は、1979年に発表されたポールの完全オリジナルのクリスマスソングです。
装飾を排したミニマルなアレンジが特徴で、繰り返されるシンセのフレーズがクリスマスの浮き立つ気分をストレートに伝えてくれます。
PVにはパーティーをともに楽しむ仲間たちが登場しますが、楽曲そのものは作詞・作曲・演奏・録音まですべてポールひとりで制作した作品です。
私が特に好きなのは、派手に盛り上げるのではなく、“身近な時間そのものを祝う” という視点で作られているところです。
クリスマスソングでありながら、華美な演出に頼らず、日常にある小さな光や温もりをそっとすくい上げるような曲調がとても心にしみます。
「いまこの瞬間をみんなで楽しんでいる、それだけでいいんだ」というポールの優しいメッセージがメロディ全体に流れていて、聴くたびに心がふっとやわらかくなるような感覚があります。
この曲をイメージして絵を描いたので、ぜひ音楽と一緒に楽しんでください。





















































































