使わないとわかっていても、持っていないと不安なものがある。傘とか、充電器とか、読まない本とか。
備えというより、たぶんお守りに近い。これがあれば困らないという気持ちのほうが本体で、実際に使うかどうかは二の次になっている。
僕にもある。施術に使うオイルを、必要な量の倍くらい置いている。切れたことは一度もない。それでも減ってくると落ち着かなくて、早めに買い足してしまう。
無駄といえば無駄なのだけれど、それで安心して仕事ができるなら、安いコストだとも思う。
ただ、鞄の場合はそれを毎日肩で運ぶことになる。安心の代金を、肩が払っている。そのことだけは、たまに思い出したほうがいいのかもしれない。















































































































































































































