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写メ日記

全26件中1~10件を表示

龍生の投稿

白鳥と歌と、夜空の中

05/15 23:30 更新

陽ざしが、
肌の奥まで染み込む頃だった。

彼女は、
旋律のようにしなやかで、
静けさの中に熱を宿していた。

歌をくちずさみながら微笑む横顔も、
白鳥のように揺れる気配も、
ふとした瞬間に、
夜の空気をやわらかく染めていった。

誰かの隣に暮らしながら、
彼女は夜になると、
心の奥をそっと解放していた。

ふたりで過ごした夜があった。
星が濃く瞬く時間、
止まらない話と、途切れない笑い声。
触れていないのに、
心の深い場所が、不意に重なった。

日常に埋もれていた彼女の中で、
その夜、なにかが芽吹いた。
自分の声に、耳を澄ませるように。

そして、彼女は静かに歩きはじめた。
誰のものでもない、自分だけのリズムで。

教えることは、
きっと、自分の輪郭を取り戻すことだったのだろう。

今はもう、会っていない。
でもふとした夜に、
あの笑い声が、胸の奥に揺れる。

彼女は今も、
星空のどこかで歌いながら、
白い羽根のような意志で、
自由をまとっているのかもしれない。

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壁画と翼と、帰り道

05/14 23:49 更新

出会いは、音のなかだった。
まだ形にならない動きを、
たしかめるように繰り返す彼女の背中が、
なんだか少し、切なく見えたのを覚えている。

年齢なんて意味を持たなくなるくらい、
彼女は自分のリズムで、世界と対話していた。

後になって知った。
彼女は、誰もが一度は憧れるような場所を通ってきた人だった。
整えられた光の中に、一度は身を置いたこともあったという。

でもあるとき、
その明るさのなかに、自分の影が映らないことに気づいた。

「自由」という名の温もりが、
どこかで薄れていく気がして。

だから彼女は手放した。
安心も、肩書きも、褒められる未来も。

そして、自分の言葉で綴った手紙を、
まだ見ぬ国へと届けた。

彼女は旅に出た。
誰も知らない地図の上に、自分だけの線を引きながら。

痛みもあったはずだ。
でもその痛みさえ、自由の証として
笑って受けとめていたように見えた。

時間が流れ、
彼女はふたたびこの街の空気を吸っていた。

その日の帰り道。
偶然出会った壁画に描かれた、赤い翼。

彼女は、なにも言わずにその前に立ち、
まるで、自分の背中に羽根があることを
確かめるように微笑んだ。

思えばあのとき、
誰もが選ぶ“まっすぐな道”を曲がった彼女が、
自分の羽根で、空を描きはじめた瞬間だったのかもしれない。

見えない翼は、誰にも気づかれないけれど、
その風だけは、確かにそこに吹いていた。

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心と自由と、たまにジレンマ

05/14 01:24 更新

彼女の瞳の奥に、
ふと、影のような揺らぎが見えた。

恥ずかしがり屋で、明るく振る舞う人。
でもその笑顔は、どこか守りのようでもあった。

触れられたくて、触れてほしくなくて。
求めていて、でも信じきれなくて。

そんなジレンマの中で、
彼女はそっと、僕の腕の中に身をあずけた。

——本物の愛がほしい。
でも、本当の愛はここにはないことも、
きっと、彼女自身が一番わかっている。

それでも、
肌を重ねるという一時の“ふり”の中に、
ほんのわずかな本音を、混ぜに来たのだと思う。

歌声を連れて、いくつもの街を渡る人。
強く、美しく、自立しているように見えて、
ただ一瞬、誰かの腕の中で、ほどけたかった人。

最後のキスは、照れながらも
「いってきます」のようで、「またね」のようで——
ほんの少し、別れを惜しむ温度があった。

愛を欲しがることと、
愛を信じられないこと。

その狭間で揺れるジレンマを、
僕は、責める気にはなれなかった。

だって、僕自身もまた、
愛に似たものを、手渡していたのだから。 

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コーヒーとお酒と、輝く太陽

05/13 00:55 更新

眠れぬ夜は
苦いコーヒーと
やさしいアルコールで
心をぼかしていた

忘れたいわけじゃない
ただ、少しだけ
この感情の重さをゆるめたくて

会えない時間、
君が好きだった
色と音と感情の世界を、
僕も追いかけてみた

何を感じていたのか知りたくて
君の目線を、少しでもなぞってみたくて

気づけば僕も、
知らなかった景色に心を奪われていた
色や言葉や沈黙に
まるで触れるような気がした

思い出すたびに
胸の奥が、ぎゅっとなる
僕は、君を想いすぎていた
でもそれは、
“理解したい”という祈りのかたちだった

どうすれば伝わるんだろう
言葉にしなくても
ちゃんと届く “気配” に
なれるだろうか

少ない時間を
少しでも多くするように
心だけは
ずっとそばに置いてきた

朝が来ると、
まるで何事もなかったかのように
光が差す
その光が、
ぼくをまっすぐにしてくれる

君のことを考える時間は、
忘れるためじゃなく、
守るためだったんだと
気づいた

コーヒーとお酒と、
そして
輝く太陽だけが
ほんとうのことを知っている

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夜より静かな朝に、ありがとう

05/12 00:14 更新

こんなふうに、満たされたのは久しぶりかも。
そんなふうに呟いたあなたの声が、
どこか遠い記憶を撫でるように響いた。

無理に笑っていた日々。
誰にも甘えられずにいた夜。
本当はずっと、気づいてほしかったんだよね。

触れたのは肌じゃなくて、
甘えたがってた気持ちのほうだった。

頑なだった心が、
ゆっくりと息を吐くようにほどけていく。

吐息のリズムが重なって、
あなたの奥に眠る“素直”が
ふと顔を出す瞬間が、いとしくて。

快感よりも、
安心に似た満たされ方。
それは、触れた僕にも伝わっていた。

“わたしって、まだ誰かに抱かれていいんだ”
そんな許しを感じてくれたのなら、
セラピストとしてじゃなく、
ひとりの男として、嬉しかった。

過去の痛みも、
言葉にならない寂しさも、
その朝にはもう、ただの背景だったね。

最後に見せてくれたあの笑顔を、
僕はきっと、これからも思い出す。
——夜より静かな朝に、あなたの心がほどけたこと。
その記憶が、あなたをやさしく守ってくれますように。

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音楽と静けさと、オレンジ

05/10 23:51 更新

灯りを落とした部屋の奥、
シーツの白さだけが、
夜に静かに浮かんでいた。

カーテン越しのオレンジの灯りが、
壁をやわらかく染めている。
遠ざかる喧騒と、近づく鼓動。
聞こえるのは、ふたりの呼吸だけ。

感性が強すぎるほどに、
誰にも見せられなかった部分がある。
言葉より先に感じすぎて、
世界のノイズに疲れていた日々。

けれど今夜、
その輪郭が少しずつやわらいでいく。
誰かと同じ空間にいることが、
こんなにも自然に感じられるなんて。

呼吸の間に、見えないメロディが宿っていた。
求め合うというより、
たがいに滲み合うように——

薄く香るリネンと肌の温度が、
時間の輪郭を曖昧にする。
過去も未来も持たずに、
ただ「今」だけが確かだった。

照らすつもりだったのに、
照らされていたのは、こちらの方だった。

——静けさの中、
ほどけていったのは、身体じゃない。
心だった。

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木漏れ日の中のギフテッド

05/10 00:24 更新

言葉を選ぶたびに
誰にも伝わらない感情を
ひとり、静かに抱えていたんだろう

誰かに見せるためじゃなく
誰にも見つけられなかった心で
君は、僕を見つけた

計算じゃない
偶然でもない
きっと、それは直感よりも深いなにか

そのキスは、合図だった
触れただけで、理性がほどけて
君の本能が“ここにいていい”って叫んでた

ギフテッドなんて言葉じゃ
足りないよ
君の感性は
あまりに、まっすぐだったから

自由のある世界へ──
心の奥底をさぐれば、
本当はみんな、寂しさを抱えてるんだと思う

幻聴は夢の中
木漏れ日は腕の中
触れた温度が、過去を優しく塗り替えていく

きっとまた、すぐに会える
理由なんてなくても、
君の中に“僕”が残っていたら。

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変化 OR ぬくもり

05/09 01:54 更新

変わり行く日々の中で、
ずっと置き去りにしていたのは、
“なりたい自分”じゃなく、
“本当は触れてほしかった自分”。

鏡に映る僕は、
誰にも甘えられず、どこか張り詰めていた。
無理に笑う唇が、少しだけ震えていた。

——変わりたい。けれど、怖い。
変わらなければ、もっと怖い。

静かに足を運んだ、あの街。
都会のざわめきの中、
風が、服の裾をそっと撫でていった。

触れたのは、表面じゃない。
呼吸の奥、心の奥、もっと深く——
誰にも見せたことのない場所まで。

居場所もなく、流されながら
不意に君を見つけた。

吐息よりも近い距離で、
君が僕の中を優しくほどいてく。
言葉じゃない温度で、
心の扉が軋む音がした。

君の瞳に映った僕は、
こんなにも柔らかく、愛されたがっていた。

これからも、僕は歩いていく。
まだ見ぬ誰かの中で、
本当の僕に、また出会うために。

——今日もまた、鏡の前で指をとめる。
あの夜、君がくれた視線の余韻が、まだ残っている。

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パズルのピースみたいに

05/07 23:42 更新

出会った方は、
少しの仕草や言葉にも、深く目を向けてくれる人だった。

優しさの奥に、
明るさと、少しの寂しさ。
無邪気さと、大人の余裕。
その全部が混ざり合っていて、
僕の心も、自然と引き寄せられていった。

待っていたその姿は、
自由を纏っていて、
肌は透けるように柔らかく、
笑った横顔に、ふと時が止まるような美しさがあった。

そこには、素直に甘えることも、
相手を想うあたたかさも、
ちゃんと共存していた。

魔法みたいな言葉で、
時間も距離も、一瞬で溶けていく。

はじめから決まっていたみたいに、
何を話すかなんて、もうどうでもよくて。
ただ一緒にいることが、心地よかった。

「誰かのために、ちゃんと寄り添いたい」
そんな想いが、何気ない仕草の中に滲んでいた。

話す先には、未来が見えた。
出会う前と、出会ったあとでは、
見える世界が、たしかに変わっていた。

そして今、
もっと丁寧に、もっと深く。
心に触れる時間を届けられる自分でいたいと、
素直に思えた夜。

ほら、もう迷わない。
この出会いは、正解だった。

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混じり合わない心が重なった日

05/06 23:42 更新

混じり合わないまま
それでも続いていく日々のなかで、
君は、ずっと “平気なふり” をしてたんだね。

笑う横顔に、
声にならない寂しさが
うっすら滲んでいて

誰かに気づかれるより
気づかれないことを選んでた。

言葉にならないものを
抱えて生きてる君に、
僕は言葉で触れようなんて思わなかった。

ただ、そばにいて
体温で届くものだけでいいと思った。

「今日は、何もなくていい」
そう言った君の静けさに、
僕の心の奥が、静かにゆるんでいった。

やわらかい痛みと、
ひそやかな甘さが混ざって
感覚だけが残って、
意識がやわらかく溶けていく。

快楽が欲しいんじゃなくて
“無音になれる場所”を
ずっと探していたんだよね。

声にしなくていい。
我慢もしなくていい。

そのまま、
静かに沈んでいける夜があるなら――
君を、そこへ連れていきたいと思った。

願いが、花が散るように
何の音もなく溢れていくのなら

僕はただ、
それを受け止められる人でいたい。

今日は、何も言わなくていい。
触れたぬくもりが、
君を包みますように。

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