世界の皆さん、こんにちは🌎
1819年の今日、ハワイのカメハメハ大王がこの世を去りました。
彼は戦乱の時代にバラバラだったハワイ諸島を初めて統一し、近代国家としての礎を築いた人物です。
その名はアニメやゲームでもおなじみですが、実在したカメハメハ大王はとても現実的な戦略家であり、同時に信仰や自然とのつながりを重んじるリーダーだったそうです。
西洋列強が太平洋に勢力を伸ばしてくるなかで、自らの文化と誇りを守りながら、新しい時代に対応していこうとする姿勢が印象的です。
ハワイは火山や海だけでなく、祈りや言葉にも強い意味が宿る土地です。
フラはただの踊りではなく、神話や物語を体に刻む行為。
「アロハ」という挨拶ひとつにも、愛や尊敬、呼吸のような感覚が込められています。
僕たちはよく、「伝統を守る」という言葉を口にしますが、それは決して止まった時間を閉じ込めることではないのだと思います。
むしろ、変化の中で何を持ち続けるか、どうやって未来へ受け渡していくか、ということなのかもしれません。
カメハメハ大王のまなざしの先には、海の向こうの世界も、自分たちの足元も、両方がしっかり映っていた気がします。
僕も自分にとっての「守りたいもの」を忘れずに、日々一歩を進めていきたいと思います。
世界
