秋草です!
今回も小説書きます!
今回はラブストーリーなので、安心してください!愛してますから!(とにかく明るい安村のわからづらすぎる、でも少し素敵なパロディ)
「君がいない部屋にいる君の音」
私の部屋から君が飛び出て、まだ一週間だ。
人によっては、もう一週間と思うかもしれない。
でも私の、この胸の詰まりは、まだ一週間と言わざるを得ない重たさを持っている。
「大丈夫」
その独り言が出る度に、なんだか少し照れて笑ってしまう。
君はよく怒り、よく泣いていた。
でもそれは、暴力的だったり、ヒステリックじゃなくて、ほんの少し。
ほんの少しの感度で怒り、ほんの少しの感度で泣いていた。
私はそれが好きで、自分を出してくれてるんだな、愛してくれてるんだなって思った。
玄関の扉を開ける度に、なんだか緊張するようになったのも、君が飛び出てからだ。
外の世界と自分の世界が、少しだけ離れて、その間にガラスの壁がある。
君が居た時はそんなの無くて、それは、君が私の一部だったからかもしれないね。
私の中に君が居た。
その事に気付き、私は、君が好きだった歌を歌う。
小沢健二の「愛し愛されて生きるのさ」を歌う。
とおり雨がコンクリートをなんとかかんとか
僕らの心の中へもなんとかかんとか
うろ覚えながら、君と一緒に歌う。
私の一部になっている、私の中の君と、一緒に歌う。
私の中の君は、楽しく歌っているのかな。
ああ、まだ涙は残ってたんだね。
この涙は、悲しみか嬉しさかわからないけど、
私が、私の中の君に届くように、流している涙だ。
できた!!
こわくない小説書けた!!
ちゃんとした(?)小説書けた!
てな訳で、今回はビックリさせませんでした。
次回はどうなることやら・・(フリではありません!本当にどうなることやら自分でわかってないからです!笑)
小説書くのがとても楽しい秋草でした!