旅で触れる花
花粉が静かに舞って
雨上がりの路地に落ちる
降り注ぐ空の川
笑顔の記憶を渡る夜
身体の中で静かに灯る
リズムに酔う感情が
上がっては落ちて
それでも歩幅は止めない
巻き戻る時間
手のひらの温度
本の中に閉じ込める
光が走る雲の切れ間
想いの羽を伸ばして
空を駆け抜ける
桜が落ちる線路の道
胸に抱いて
揺れながら走る
小窓に入り込む夕陽
逆さまの影が
今を照らす
またねの言葉は
肩に沈んで
壁画の街を抜ける
崩れたブロック
棚の上で散らばって
扉を作る
川に流れる文字
花が咲く場所で
音を照らす
























































































