木のカーテンが降りて
風が音を鳴らす
曇りガラスの外
丸い灯りが
七色に重なっていく
壁の文字が
夜の中に紛れて
飾りに擦れた傷が
静かに部屋を照らす
胸に落ちた風が
頬の温もりをかすめる
線路と街路樹を
走る音が続く
手の中の番号に
呼吸が囁いて
思い出の影が
形を変えて
抱えたものを
そのまま連れていく
夜の隙間に
音楽の川が流れ続ける
全56件中1~10件を表示
05/08 20:22 更新
木のカーテンが降りて
風が音を鳴らす
曇りガラスの外
丸い灯りが
七色に重なっていく
壁の文字が
夜の中に紛れて
飾りに擦れた傷が
静かに部屋を照らす
胸に落ちた風が
頬の温もりをかすめる
線路と街路樹を
走る音が続く
手の中の番号に
呼吸が囁いて
思い出の影が
形を変えて
抱えたものを
そのまま連れていく
夜の隙間に
音楽の川が流れ続ける
05/04 23:01 更新
丸い影が天井に映る
壁の色が揺れる
片手のグラスが零れて
床の粒が小さく跳ねる
柔らかい気配が
ソファのくぼみに沈む
階段の上の笑い声
鍵盤の音がする
寝息の温かさが
蛍の夜に灯る
月の視線を背中に受けて
戻りの道を歩く
言葉の糸が震えて
空の温度が近づく
グラスの底の雪
夜の雫が溜まる
仮面の夏は遠く
触れた手に滲む
蜃気楼の世界が
静かに手の中に残る
05/02 20:13 更新
隣で寄り添って
香りの中で温もりを感じる
音が囁く会話の川で
言葉だけが流れていく
戻る道の後ろ姿
足跡の輪郭が重なる
瞼の奥で揺れて
瞬きのあいだで光る
願いは窓に置かれて
風が優しく吹く
背中に触れる手が
霧の中に遠ざかる
線路の向こうで走る
手を振る影が揺れて
抱えた時間の欠片が
花の道に舞う
扉の前で
思い出がほどけて
空白のオレンジに
続いていく
誓った時間の中で
自由の軌跡をたどったまま
04/28 10:50 更新
桜を見上げる夜道
願いの帰路を歩く
繰り返した音楽
鏡の前で響く
床に残った靴の跡
自由の軌跡が残る
夢の中で聴いた
道端の旋律が
月が影を照らして
夜の中に光を落とす
ただ抱えた気配が
腕の中に残る
川のトンネルを抜けて
無邪気の森は遠ざかる
クジラの背中に乗った
砂の足跡を振り返る
朝に近づく距離が
扉の向こうで囁く
それでも
まだ川は流れる
この音の中で
04/21 20:03 更新
自由の光が続く街
昼に夢見た名残が
微かな音に反応する
時間の中の気配
同じ場所で跳ねて
目の奥を通り過ぎる
川の音は流れ
線路の向こうで揺らめいて
香りだけが
軌跡を描く
手の中の温もりが
眠りの中で遠くなる
囁きのリズムは
霧の中に落ちる
笑い声の音楽は
オレンジに染まる
丸い灯りの下で
柔らかい影が沈む
朝陽が零れる前の
かすかな余韻
肌寒いソファに
残っている
それでも
約束の光は
消えていない
04/16 19:30 更新
無邪気な歌声が
空気の中で遊ぶ
音の砂が
瓶の街を流れている
言葉だけの記憶が
静かに弾んで
うたた寝の空間が
胸の上で揺れている
風に乗る痕跡
朝の風景に写る
窓の灯火に触れて
部屋の温度が上がる
青に流れる雲
空の川に溶けて
音のパズルが
壁の中に消えていく
終わらない気配が
ここに残る
それでも
星は流れて
約束の場所で
花は咲いている
04/14 20:13 更新
硝子に滲む粒の光
地面の影が舗道を歩く
迷い込むように
音の響く扉を開く
鎖に込めた温度が
胸の前で揺れる
未来の風が吹く
路地裏の道
手を引く時間は
優しく止まったまま
星の街灯は
綿に包まれて
レンガの上の足音が
静かに重なる
登る柱の空
雲の草原の匂い
言葉は雨になって
川の道を造る
壁際の飾りが
思い出の輪郭を写して
止まった時計の下で
音は続いている
04/10 10:34 更新
並木道に揺れる影
夕暮れの線路に
川がゆっくり流れる
あの日の宝物は
足音だけを残したまま
振り返る視線が
木漏れ日に揺れている
触れようとするほど
音は遠ざかって
寝息の灯る光が
静かに瞬いて
歌にする前に
温もりが踊る
水溜まりの空は青く
未来に近づいていく
膝の上の輪郭が
記憶の空を駆ける
それでも
目を離さないまま
見つめている
流れていく気配の中で
まだ
香りの中にある
04/03 20:08 更新
音の降る街
雨に影が光る
風に溶けた色が
渦の中で広がる
霧が舞って
雲が千切れるように
流れている
振子と
空間のあいだ
灯火が
粒子に変わる
柔らかい息の気配が
頬の上でほどける
天使の笑い声
オレンジの中で溶けて
静かに
落ちていく
思い出に沈むソファ
波のような感触
視線はスクリーンを泳いで
時間を漂っている
遠くの空
龍の棲む雲
木に落ちる光が
雨に滑る車輪に残る
後戻りできない夜
それでも
自由は止まらない
熱の中で
形を変えながら
音楽を鳴らしている
03/30 23:19 更新
でこぼこの影を造る街の光
濡れた舗道に揺れている
迷い込むように歩く
地面の響きが重なる
シャツの中の鎖が
胸の中で震える
名前は思い出の中
過ぎていく時の川
木々の隙間の風
丸い七色が流れていく
過去の残像が
夜の淵でこぼれる
トンネルの淡い灯りに
包まれて
汗と盲目の軌跡が
乾かないまま残っている
言えなかった約束
桜の空に舞っている
時は巡り
光だけが変わらない
ソファに沈む温度が
膝の上に置かれている
それでも
自由の道を歩いている
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