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写メ日記

全41件中11~20件を表示

龍生の投稿

ジャズと吐息と、イメージプレイ

05/20 23:41 更新

当時の僕は、
静かに決められたレールの上を歩いていた。
整った日々のなかに、疑うことなく身を置いていた。

夜の街で、
ひときわ光を放つ音の波があった。
その中心にいたのは、
リズムを纏う脚線と笑顔が印象的な、自由な気配の女性。

ジャズのリズムと共に揺れる彼女の姿は、
まるで“音”と呼吸を交わしているようで――
その動き一つひとつが、生きている証だった。

初めて会ったのに、
彼女の吐息は、肌をなぞるように忍び込んできて、
理性の奥に、火種を落としていった。
アルコールと混じり合いながら、
僕の奥深くに火を灯したまま、静かに染み込んでいく。

夢を追いかけて何度も傷ついて、
それでも彼女は止まらなかった。
“選ばれること”より、
“選び続ける自分”に意味を宿していた。

その夜の熱が、
ゆっくりと僕の中で広がっていく。

帰り道――
空はもう、朝の光に満ちていた。
ビルのすき間から差し込む光に、
彼女の輪郭が浮かび上がる。

あの夜、
誰にも気づかれない場所で、
彼女の“イメージプレイ”に、僕の心は優しくかき混ぜられた。
そして静かに、
眠っていた何かが目を覚ました。

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春と風と、シンドローム

05/19 23:39 更新

出会いは、まだ自分を模索していた季節だった。

彼女は軽やかで、真っすぐで、
それでいてどこか、
触れたらほどけてしまいそうな儚さをまとっていた。

年齢も、立場も、意味を持たなくなるほど、
“自由でありたい”という感覚だけが
静かに共鳴していた。

ふたりで交わした食事の時間は、
目的ではなく、余白だった。
グラスを傾けるたび、
彼女の喉が、かすかに揺れていたのを覚えている。
その仕草ひとつで、空気が甘くなる夜もあった。

やがて彼女は、
眩しいほどのスピードで駆け抜け、
その光の先に、名前のつかない揺らぎを抱えはじめた。

理由のわからない揺らぎが、
彼女を遠くへ運んだ。
それはきっと、心の奥に芽生えた“シンドローム”。
説明も整理もできない、
でも確かに存在する、静かな発作のようなものだった。

香りだけを残して、
彼女は、風のように去っていった。

季節がめぐり、忘れかけた頃――
ふいに届いた「誕生日おめでとう」の短い言葉。
まるで風が、過去と今をつなぎに来たようだった。

元気でやっているらしい。
きっと今も、自分だけの熱を纏いながら、生きている。

もう交わることのないふたつの道。
でもそれぞれが、それぞれの光を抱いて、
ただ、進んでいる。

名前のない衝動が、
心にそっと火を灯すとき――
人は風になる。

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ワインと自由と、ノーチラス

05/18 23:33 更新

あの頃の僕は、
光のない水面の下で、
静かに沈み続けていた。

呼吸はできていたけど、
生きていたとは言えなかったのかもしれない。
誰かの正解に従ううちに、
僕という存在は、
輪郭を失っていった。

そんなある夜だった。
ワインの香りがふわりと漂う空間で、
自由という名の空気を纏った女性と出会った。

彼女の所作には、
品と色気が溶け合っていた。
グラスの縁に触れる唇の動きさえ、
どこか、見てはいけないもののようで。

その熱が、
肌に触れたわけでもないのに、
僕の奥に火を灯した。

ただ隣にいただけなのに、
身体の深いところが、
ゆっくりと緩んでいくのを感じていた。

——自由じゃないのに、自由。
矛盾のようで、確かな感覚。

それはまるで、
絶滅の淵から逃れるために、
静かに深海へと身を潜めたノーチラスのように。

僕は知らぬ間に、
心の中の荒波から身を守り、
自分という殻を、
何層にも重ねながら生き延びてきたのかもしれない。

けれど彼女の自由に触れた夜、
その殻に、
艶やかにひび割れが走った。

理性と本能のあいだで、
小さく痙攣するように。

それから僕は、
ひとつずつ、纏っていたものを脱いで、
本当の自分で、
深く、ゆっくりと潜っていくように、
歩きはじめた。

何度も沈んだ。
でも、もう怖くはない。

あの夜、
僕の心と身体に差し込んだ、わずかな熱。
それが今も、
僕の奥深くを、
ゆっくりと、あたため続けている。

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光と雫と、ユメノツヅキ

05/18 00:02 更新

最初は、張りつめた空気がそっと部屋を包んでいた。
深呼吸の音だけが、ふたりの距離を測っていた。

触れるたびに、
かすかに揺れるまつげと、微細な呼吸の変化。
肌と肌のあいだに、
少しずつ“安心”が根を張っていくのがわかった。

目が合うたび、
その奥に隠してきた“やわらかさ”が、
すこしずつ顔を出しはじめた。

そして、静かな時間のなかで
唇が重なった瞬間——
迷いのないキスが、彼女の想いをまっすぐに伝えてくれた。

言葉は多くなかったけれど、
その沈黙のなかに、
強さと、寂しさと、
そして“受け入れられた”安心が、
やさしくにじんでいた。

最後に交わした笑顔が、すべてを物語っていた。
触れ合ったことよりも、
そのあとに流れた静かなぬくもりにこそ、
彼女の“素”が宿っていた。

雨の音にまぎれて届いた光のような言葉が、
今も、胸の奥で静かにひかっている。

迷いながらも、前を向こうとするその背中に、
透明な誇りが、ふわりと漂っていた。

触れられないものに、
人はもっとも心を動かされるのかもしれない。

ぬくもりは、
音のない場所で、
そっと、生まれていた。

—— まだ、夢のつづきを見ているような気がしている。

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船と音楽と、時空の狭間

05/16 23:44 更新

出会いは、
海を滑る船の上だった。

遠くから聴こえてくる音のうねりに誘われて、
夜風とともに、
彼女の世界へと吸い込まれていった。

静けさを宿した眼差しに、
なぜか心がほどけていく。
飾らないのに、
どこか、肌の内側まで届くような——
そんな余韻を残す人だった。

流れるような旋律が、
しなやかに夜を撫でていく。

彼女は音に寄り添いながら、
誰よりも自由に生きていた。

その指先が、
その視線が、
空気をなぞるたび、
僕の深いところが、静かにざわめいた。

触れたわけじゃないのに、
ふいに火照る瞬間があった。

やがて、
彼女の夜に、何度も誘われるようになっていた。
音に揺れ、
夜に溶ける。

彼女は、
静かな日々の中でも、
音という名の自由と繋がっていた。

今日もきっと、
彼女はどこかで鳴らしている。

誰にも縛られず、
誰かの奥に火を灯すように——
あの、自由という音楽を。

そして僕は、
あの夜とあの船と、
彼女の残した音の揺らぎを、
時空の狭間で、今もどこかで探している。

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白鳥と歌と、夜空の中

05/15 23:30 更新

陽ざしが、
肌の奥まで染み込む頃だった。

彼女は、
旋律のようにしなやかで、
静けさの中に熱を宿していた。

歌をくちずさみながら微笑む横顔も、
白鳥のように揺れる気配も、
ふとした瞬間に、
夜の空気をやわらかく染めていった。

誰かの隣に暮らしながら、
彼女は夜になると、
心の奥をそっと解放していた。

ふたりで過ごした夜があった。
星が濃く瞬く時間、
止まらない話と、途切れない笑い声。
触れていないのに、
心の深い場所が、不意に重なった。

日常に埋もれていた彼女の中で、
その夜、なにかが芽吹いた。
自分の声に、耳を澄ませるように。

そして、彼女は静かに歩きはじめた。
誰のものでもない、自分だけのリズムで。

教えることは、
きっと、自分の輪郭を取り戻すことだったのだろう。

今はもう、会っていない。
でもふとした夜に、
あの笑い声が、胸の奥に揺れる。

彼女は今も、
星空のどこかで歌いながら、
白い羽根のような意志で、
自由をまとっているのかもしれない。

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壁画と翼と、帰り道

05/14 23:49 更新

出会いは、音のなかだった。
まだ形にならない動きを、
たしかめるように繰り返す彼女の背中が、
なんだか少し、切なく見えたのを覚えている。

年齢なんて意味を持たなくなるくらい、
彼女は自分のリズムで、世界と対話していた。

後になって知った。
彼女は、誰もが一度は憧れるような場所を通ってきた人だった。
整えられた光の中に、一度は身を置いたこともあったという。

でもあるとき、
その明るさのなかに、自分の影が映らないことに気づいた。

「自由」という名の温もりが、
どこかで薄れていく気がして。

だから彼女は手放した。
安心も、肩書きも、褒められる未来も。

そして、自分の言葉で綴った手紙を、
まだ見ぬ国へと届けた。

彼女は旅に出た。
誰も知らない地図の上に、自分だけの線を引きながら。

痛みもあったはずだ。
でもその痛みさえ、自由の証として
笑って受けとめていたように見えた。

時間が流れ、
彼女はふたたびこの街の空気を吸っていた。

その日の帰り道。
偶然出会った壁画に描かれた、赤い翼。

彼女は、なにも言わずにその前に立ち、
まるで、自分の背中に羽根があることを
確かめるように微笑んだ。

思えばあのとき、
誰もが選ぶ“まっすぐな道”を曲がった彼女が、
自分の羽根で、空を描きはじめた瞬間だったのかもしれない。

見えない翼は、誰にも気づかれないけれど、
その風だけは、確かにそこに吹いていた。

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心と自由と、たまにジレンマ

05/14 01:24 更新

彼女の瞳の奥に、
ふと、影のような揺らぎが見えた。

恥ずかしがり屋で、明るく振る舞う人。
でもその笑顔は、どこか守りのようでもあった。

触れられたくて、触れてほしくなくて。
求めていて、でも信じきれなくて。

そんなジレンマの中で、
彼女はそっと、僕の腕の中に身をあずけた。

——本物の愛がほしい。
でも、本当の愛はここにはないことも、
きっと、彼女自身が一番わかっている。

それでも、
肌を重ねるという一時の“ふり”の中に、
ほんのわずかな本音を、混ぜに来たのだと思う。

歌声を連れて、いくつもの街を渡る人。
強く、美しく、自立しているように見えて、
ただ一瞬、誰かの腕の中で、ほどけたかった人。

最後のキスは、照れながらも
「いってきます」のようで、「またね」のようで——
ほんの少し、別れを惜しむ温度があった。

愛を欲しがることと、
愛を信じられないこと。

その狭間で揺れるジレンマを、
僕は、責める気にはなれなかった。

だって、僕自身もまた、
愛に似たものを、手渡していたのだから。 

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コーヒーとお酒と、輝く太陽

05/13 00:55 更新

眠れぬ夜は
苦いコーヒーと
やさしいアルコールで
心をぼかしていた

忘れたいわけじゃない
ただ、少しだけ
この感情の重さをゆるめたくて

会えない時間、
君が好きだった
色と音と感情の世界を、
僕も追いかけてみた

何を感じていたのか知りたくて
君の目線を、少しでもなぞってみたくて

気づけば僕も、
知らなかった景色に心を奪われていた
色や言葉や沈黙に
まるで触れるような気がした

思い出すたびに
胸の奥が、ぎゅっとなる
僕は、君を想いすぎていた
でもそれは、
“理解したい”という祈りのかたちだった

どうすれば伝わるんだろう
言葉にしなくても
ちゃんと届く “気配” に
なれるだろうか

少ない時間を
少しでも多くするように
心だけは
ずっとそばに置いてきた

朝が来ると、
まるで何事もなかったかのように
光が差す
その光が、
ぼくをまっすぐにしてくれる

君のことを考える時間は、
忘れるためじゃなく、
守るためだったんだと
気づいた

コーヒーとお酒と、
そして
輝く太陽だけが
ほんとうのことを知っている

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夜より静かな朝に、ありがとう

05/12 00:14 更新

こんなふうに、満たされたのは久しぶりかも。
そんなふうに呟いたあなたの声が、
どこか遠い記憶を撫でるように響いた。

無理に笑っていた日々。
誰にも甘えられずにいた夜。
本当はずっと、気づいてほしかったんだよね。

触れたのは肌じゃなくて、
甘えたがってた気持ちのほうだった。

頑なだった心が、
ゆっくりと息を吐くようにほどけていく。

吐息のリズムが重なって、
あなたの奥に眠る“素直”が
ふと顔を出す瞬間が、いとしくて。

快感よりも、
安心に似た満たされ方。
それは、触れた僕にも伝わっていた。

“わたしって、まだ誰かに抱かれていいんだ”
そんな許しを感じてくれたのなら、
セラピストとしてじゃなく、
ひとりの男として、嬉しかった。

過去の痛みも、
言葉にならない寂しさも、
その朝にはもう、ただの背景だったね。

最後に見せてくれたあの笑顔を、
僕はきっと、これからも思い出す。
——夜より静かな朝に、あなたの心がほどけたこと。
その記憶が、あなたをやさしく守ってくれますように。

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